「格安スマホに乗り換えたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」そんな悩みを抱えている方は少なくありません。実際、現在では数十社もの格安スマホ事業者がサービスを提供しており、それぞれにプランや特徴が異なります。
この記事では、格安スマホ選びで失敗しないための7つのポイントを、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。自分にぴったりの格安スマホを見つけるための参考にしてみてください。
ポイント1:自分の月間データ通信量を把握する
格安スマホ選びで最初にやるべきことは、自分が毎月どれくらいのデータ通信量を使っているかを把握することです。これが分からないままプランを選ぶと、容量が足りずに追加料金がかかったり、逆に容量を余らせて損をしたりする原因になります。
データ使用量は、現在契約しているキャリアのマイページや、スマホの設定画面から確認できます。iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」、Androidなら「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」から見られます。
過去3〜6ヶ月の使用量の平均を出して、それより少し多めの容量を選ぶのが理想的です。一般的な目安としては以下のようになります。
- 1〜3GB:通話とLINE、軽くSNSを見る程度
- 3〜5GB:SNSや地図アプリを日常的に使う
- 10GB前後:動画を時々見る、音楽ストリーミングを使う
- 20GB以上:動画視聴やゲームを頻繁にする
- 無制限:自宅にWi-Fiがなく、スマホがメイン回線
ポイント2:通信速度をチェックする
格安スマホは大手キャリアと比べて、混雑時に通信速度が遅くなる傾向があります。特に平日のお昼12時〜13時、夕方の17時〜19時頃は、回線が混み合いやすい時間帯です。
各MVNOの実測速度を比較しているWebサイトや、口コミ情報を参考にすると、おおよその速度感を把握できます。動画視聴を頻繁に行う方や、オンラインゲームをする方は、特に速度を重視して選びましょう。
サブブランド系(UQモバイル、ワイモバイルなど)は、大手キャリアの自社回線を使っているため、比較的安定した速度で利用できる傾向があります。一方、純粋なMVNOでも、楽天モバイルのように自社回線を持つ事業者は、独自のサービスを提供しています。
ポイント3:通話の使い方に合ったオプションを選ぶ
格安スマホでは、通話料金が「30秒あたり22円」と設定されていることが一般的です。仕事や家族との電話で長時間通話する方は、通話オプションを付けないと、料金が高額になってしまう可能性があります。
主な通話オプションは以下のようなパターンがあります。
- 5分かけ放題:1回5分以内の通話が無料(月額500円〜700円程度)
- 10分かけ放題:1回10分以内の通話が無料(月額700円〜900円程度)
- 完全かけ放題:時間無制限で通話が無料(月額1,500円〜1,800円程度)
仕事で電話を使う方は完全かけ放題、ちょっとした連絡が中心の方は5分・10分かけ放題、ほとんど電話を使わない方はオプションなしというように、自分の使い方に合わせて選びましょう。LINE通話やWhatsAppなどの無料通話アプリを活用するのもおすすめです。
ポイント4:エリアと回線種別を確認する
格安スマホは、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線・楽天回線のいずれかを使用しています。事業者によって借りている回線が異なるため、自分の生活エリアでつながりやすい回線を選ぶことが重要です。
例えば、現在ドコモを使っていて電波が安定しているなら、ドコモ回線のMVNOを選べば、エリアの心配は少なくなります。一方、楽天モバイルは自社回線エリアが拡大中ですが、地域によってはまだauのパートナー回線を使うエリアもあります。
複数の回線から選べる事業者(mineo、IIJmioなど)もあるので、家族で別々の回線を使っていた場合でも、それぞれに合った回線を選べる柔軟性があります。
ポイント5:端末セットの有無と種類を確認する
格安スマホ事業者の多くは、SIMだけでなく端末とのセット販売も行っています。新しいスマホに買い替えるタイミングで乗り換えるなら、セット購入で割引を受けられる場合があります。
端末選びでは以下の点をチェックしましょう。
- iPhoneを取り扱っているか:iPhone派の方は、希望のモデルがあるか確認
- Androidの選択肢:Pixel、AQUOS、Xperia、Galaxyなど、好みのメーカーがあるか
- 端末価格と分割払いの可否:一括・分割それぞれの支払い方法
- 中古端末の取り扱い:認定中古品をお得に買えるか
すでに使っている端末をそのまま使う場合は、その端末が乗り換え先の回線に対応しているかを必ず確認してください。特に古い機種では、対応バンド(周波数帯)が合わずに電波がつながりにくくなることがあります。
ポイント6:サポート体制を確認する
格安スマホはコスト削減のため、サポートがオンライン中心になっていることが多いです。スマホの操作に不安がある方や、何かあったときに対面で相談したい方は、サポート体制をしっかり確認しましょう。
確認すべきサポート内容は次の通りです。
- 実店舗の有無と数:イオンモバイルやUQモバイル、ワイモバイルは店舗が多い
- 電話サポートの受付時間:平日のみか、土日も対応か
- チャットサポートの有無:気軽に質問できる窓口があるか
- 訪問サポートサービス:自宅に来てもらえるオプションの有無
スマホ初心者の方や高齢のご家族が使う場合は、店舗が多いサブブランド(UQモバイル、ワイモバイル)や、店舗数の多いイオンモバイルなどがおすすめです。
ポイント7:キャンペーンや割引を活用する
格安スマホ各社は、新規契約や乗り換え(MNP)を対象としたキャンペーンを頻繁に実施しています。タイミングをうまく活用すれば、初期費用を抑えたり、月額料金が数ヶ月無料になったりとお得に契約できます。
主なキャンペーン内容は以下のようなものがあります。
- 月額料金の割引:最初の数ヶ月が大幅割引
- キャッシュバック:契約後に現金や電子マネーで還元
- 端末セット割:端末価格の値引き
- 事務手数料無料:通常3,300円の初期費用が無料に
- データ増量:通常プランに数GB追加でプレゼント
ただし、キャンペーンには適用条件があることが多いので、申込み前に必ず詳細を確認しましょう。「○ヶ月以上の継続利用が条件」「指定オプションへの加入が必要」といった条件付きの場合があります。
まとめ
格安スマホ選びで失敗しないためには、以下の7つのポイントを順番にチェックしていきましょう。
- 月間データ通信量を把握する
- 通信速度を確認する
- 通話オプションを選ぶ
- エリアと回線種別を確認する
- 端末セットの有無を確認する
- サポート体制を確認する
- キャンペーンや割引を活用する
すべてが完璧な格安スマホは存在しないため、自分にとって優先順位の高いポイントから選んでいくのがコツです。料金を最優先するのか、速度を重視するのか、サポートを大事にするのかで、選ぶべき事業者は変わってきます。
この記事を参考に、自分のライフスタイルにぴったりの格安スマホを見つけてみてください。

コメント