格安スマホの料金プラン比較|自分に合うプランの見つけ方
「格安スマホは料金が安い」と一口に言っても、各社のプランは多様化しており、自分に最適なプランを見つけるのは意外と難しいものです。データ容量、通話オプション、家族割引、各種特典など、比較するポイントは多岐にわたります。
この記事では、主要な格安スマホ事業者の料金プランを比較しながら、ライフスタイル別におすすめのプランを紹介します。「自分にとって本当にお得なプラン」を見つけるためのヒントとして、ぜひ活用してください。
格安スマホの料金体系の基本
格安スマホの料金は、主に以下の3つの要素から構成されます。
基本料金
データ通信容量に応じた基本料金が、毎月の費用のメインとなります。容量によって料金が変わり、容量が多いほど高くなります。1GB・3GB・5GB・10GB・20GB・無制限など、事業者によって細かく設定されています。
通話料金
通話料は通常「30秒あたり22円」が基本です。これに通話オプション(5分かけ放題、10分かけ放題、完全かけ放題など)を追加することで、通話料を抑えられます。
オプション料金
データの繰り越しや追加チャージ、留守番電話、ウイルス対策など、必要に応じて追加するオプションです。基本料金に含まれていないものが多いので、必要なものを選んで追加します。
主要格安スマホの料金プラン比較
楽天モバイル
楽天モバイルは独自の自社回線を持つ、新興のキャリアです。料金体系がシンプルで分かりやすいのが特徴です。
【Rakuten最強プラン】
- 〜3GB:月額1,078円
- 3GB〜20GB:月額2,178円
- 20GB〜無制限:月額3,278円
国内通話は専用アプリ「Rakuten Link」を使えば無料というのが大きな魅力です。データ無制限プランでこの価格は、業界トップクラスのコストパフォーマンスと言えるでしょう。楽天市場での買い物でポイント還元率が上がる「SPU」も使い勝手の良い特典です。
UQモバイル(au系サブブランド)
UQモバイルはKDDIが運営するサブブランドで、auの自社回線を使うため、通信品質が高いのが特徴です。
【コミコミプラン】
- 月20GB+10分かけ放題:月額3,278円
【トクトクプラン】
- 〜1GB:月額2,277円
- 〜15GB:月額3,465円
【ミニミニプラン】
- 月4GB:月額2,365円
家族割(最大2回線目以降1,100円割引)や、auでんき・自宅セット割でさらに安くなる特典もあります。実店舗が全国にあるので、サポート面でも安心です。
ワイモバイル(ソフトバンク系サブブランド)
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、ソフトバンク回線を使った高品質な通信が魅力です。
【シンプル2 S】
- 月4GB:月額2,365円
【シンプル2 M】
- 月20GB:月額4,015円
【シンプル2 L】
- 月30GB:月額5,115円
家族割(2回線目以降1,100円引き)やおうち割光セット(1,650円引き)を組み合わせると、かなりお得になります。Yahoo!プレミアム会員特典も標準装備で、PayPayユーザーにも嬉しいプランです。
IIJmio
IIJmioは老舗のMVNOで、業界最安値クラスの料金プランを提供しています。
【ギガプラン(音声SIM)】
- 2GB:月額850円
- 5GB:月額990円
- 10GB:月額1,500円
- 15GB:月額1,800円
- 20GB:月額2,000円
- 25GB:月額2,500円
ドコモ回線とau回線が選べ、eSIMにも対応しています。複数SIMでデータシェアもできるため、家族や複数端末で使う方にも便利です。
mineo
mineoは関西発のMVNOで、ユニークなサービスが特徴です。
【マイピタ(音声SIM)】
- 1GB:月額1,298円
- 5GB:月額1,518円
- 10GB:月額1,958円
- 20GB:月額2,178円
【マイそく】
- スーパーライト(最大32kbps):月額250円
- ライト(最大1.5Mbps):月額660円
- スタンダード(最大1.5Mbps):月額990円
- プレミアム(最大3Mbps):月額2,200円
「マイそく」プランは、データ容量無制限でありながら、最大速度を抑えることで料金を安く設定したユニークなプランです。動画視聴でも1.5Mbpsあれば標準画質で問題なく視聴できます。
LINEMO(ソフトバンク系)
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドで、LINEのデータ消費がゼロになるのが最大の特徴です。
【ミニプラン】
- 月3GB:月額990円
【スマホプラン】
- 月20GB:月額2,728円
LINE通話やLINEのトーク・画像送信のデータ量がカウントされない「LINEギガフリー」が標準で付いてきます。LINEを多く使う方にとって、実質的な使えるデータ量が増えるのは大きなメリットです。
povo(au系)
povoはKDDIのオンライン専用ブランドで、基本料金0円のユニークな仕組みが話題です。
【povo2.0】
- 基本料金:0円
- データ追加:1GB/390円、3GB/990円、20GB/2,700円、60GB/6,490円、150GB/12,980円
- 24時間データ使い放題:330円
トッピング方式で、必要なときに必要なだけデータを追加できます。普段はWi-Fi中心で、たまに外でデータを使いたいというライト層に向いています。
ライフスタイル別おすすめプラン
データを使わない方(〜3GB)
通話とLINE、軽いSNS確認程度で、ほとんどWi-Fi環境にいる方には、3GB以下のプランがおすすめです。
- 楽天モバイル:3GBまで月額1,078円
- LINEMO:3GBで月額990円
- mineo:1GBで月額1,298円
- IIJmio:2GBで月額850円
標準的に使う方(5〜10GB)
外出先でも適度にスマホを使う方には、5〜10GBプランが適しています。
- IIJmio:5GBで月額990円、10GBで月額1,500円
- mineo:5GBで月額1,518円、10GBで月額1,958円
- UQモバイル:ミニミニプランで4GBが月額2,365円
よく使う方(15〜20GB)
動画視聴や音楽ストリーミングを日常的に使う方には、20GBクラスのプランがおすすめです。
- LINEMO:20GBで月額2,728円
- UQモバイル:コミコミプラン20GB+10分かけ放題で月額3,278円
- ワイモバイル:シンプル2 Mで20GBが月額4,015円
- 楽天モバイル:3〜20GBで月額2,178円
ヘビーユーザー(無制限)
自宅にWi-Fiがなく、スマホがメイン回線の方や、外出先でも遠慮なく使いたい方には無制限プランがおすすめです。
- 楽天モバイル:無制限で月額3,278円(業界最安級)
- mineo マイそく:プレミアムで最大3Mbps無制限、月額2,200円
通話を多く使う方
仕事や家族との連絡で電話を多用する方には、通話オプションを上手に組み合わせるのがコツです。
- 楽天モバイル:Rakuten Link使用で通話無料
- UQモバイル コミコミプラン:10分かけ放題込みで月額3,278円
- 完全かけ放題:各社オプションで月額1,500円〜1,980円程度
家族で使うならどう選ぶ?
家族全員で乗り換える場合、家族割を活用するとさらにお得になります。
ワイモバイル家族割
2回線目以降が月額1,100円割引になります。4人家族なら最大3,300円の割引で、年間39,600円もお得になります。
UQモバイル自宅セット割
UQでんきや指定インターネット回線とセットで利用すると、月額料金が割引されます。
楽天モバイル家族割
2024年から開始された楽天モバイルの家族割は、最大100円の割引ですが、誰でも気軽に組めるのが特徴です。
個別にプランを選ぶ
家族割にこだわらず、家族それぞれが自分に最適な事業者・プランを選ぶ方法もあります。データをほとんど使わないお子さんはIIJmio、ヘビーユーザーのお父さんは楽天モバイル、というように使い分けるのも賢い選択です。
プラン選びの最終チェックポイント
最適なプランを選ぶために、以下のチェックリストを参考にしてください。
- 過去3ヶ月のデータ使用量を確認したか
- 通話頻度を把握したか
- 家族で乗り換えるかどうか決めたか
- インターネット回線とのセット割の対象か
- 端末の新規購入が必要か
- キャンペーン適用条件を確認したか
- 解約金や違約金の有無を確認したか
まとめ
格安スマホの料金プランは、各社それぞれに特徴があり、一概に「これがベスト」とは言えません。自分の使い方やライフスタイルに合わせて、最適なプランを選ぶことが満足度の高い節約への近道です。
特に重要なのは、現在の使用量を正確に把握することです。「容量を多めに契約して安心」もありですが、無駄な出費を抑えるには、実際の使用量に近いプランを選ぶのが効率的です。
迷ったときは、いくつかの候補を絞ってから、シミュレーションサイトや比較ツールで月額料金を計算してみてください。お得なプランで、毎月の通信費を大幅に節約していきましょう。

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